こんにちは。
マネーリテラシー講師の芹沢慎一です。
「節約は大事だけど、毎月のちょっとした楽しみはやめたくない」
こう感じる方は多いと思います。
では、この“小さな贅沢”が長期的な資産形成にどのような影響を与えるのでしょうか。
今回はそのバランスの考え方を整理してみます。
小さな贅沢とは何か
- 月1~3回の外食やカフェ利用
- 趣味や娯楽にかかる少額の支出
- 自分へのご褒美のちょっとした買い物
これらは一見小さな支出でも、年間で積み重なると数万円~数十万円の影響があります。
資産形成の観点からは、無視できない金額です。
小さな贅沢が資産形成に与える影響
① 投資に回せる資金が減る
毎月1万円の贅沢を我慢して投資に回せば、10年後には複利で数十万円の差が生まれることもあります。
② 心理的満足度を保てる
逆に、贅沢を全く我慢すると生活の満足度が下がり、節約が長続きしないことも。
長期的な資産形成では、心理的な継続可能性も大切です。
③ バランスが鍵
大切なのは「楽しみながら、投資を優先する」バランスです。
無理な節約でストレスを溜めるより、毎月の投資額を確保したうえで、楽しめる範囲の贅沢を残す方が結果的に長続きします。
バランスを取る工夫
- 投資額を先取りする
給料が入ったらまず投資分を確保。残った額で生活と贅沢を楽しむ。 - 月の上限を設定する
小さな贅沢の額に上限を設け、出費が膨らまないようにする。 - 満足度の質を高める
外食や趣味を減らす場合は、少ない回数で特別感を出す工夫をする。
贅沢と資産形成は両立できる
小さな贅沢を楽しみながらも、計画的に投資を続けることは可能です。
大事なのは我慢しすぎず、投資を優先するバランスを見つけること。
生活の満足度と資産形成の両立が、長期的な成功につながります。
最後に
毎月のちょっとした楽しみを犠牲にせず、計画的に資産を増やすことはできます。
自分に合ったバランスを見つけて、楽しみながら資産形成を続ける習慣をつくりましょう。
それでは、 #慎一のマネー講座 でまたお会いしましょう!