こんにちは。
マネーリテラシー講師の芹沢慎一です。
今日は、身近なお金の見直しで投資額を増やせた“実体験”をシェアします。
舞台は、私自身が家計を点検していたときの話です。
「なんとなく払い続けていた固定費」
スマホ代。
毎月の出費の中で金額はそこそこ大きいのに、一度契約してしまうと見直すのが面倒で放置されがちですよね。
私も例外ではありませんでした。
長年使っていた大手キャリアのプランは、夫婦で合わせると毎月2万円近く。
「通信は生活必需品だから仕方ない」と思い込み、見直しすらしていなかったのです。
格安プランに変えてみた結果
ある日、家計の支出を整理していたときにふと「このスマホ代、もっと下げられるのでは?」と思い立ちました。
調べてみると、格安プランでも通信環境は十分。
実際に乗り換えてみたところ、夫婦2人で月8,000円の削減に成功しました。
数字にしてみると、年間で約10万円の差。
放置していた“固定費”の見直しが、これほどインパクトを持つとは自分でも驚きでした。
浮いたお金をどう使うか?
ここで大事なのは「浮いた分をどうするか」です。
一時的に余裕が出ても、何となく使ってしまえばすぐ消えてしまいます。
そこで私は、削減できた分をそのまま投資信託の積立額に上乗せしました。
結果、毎月の投資額は1万円アップ。
“見直し”を“未来への投票”に変えることができたわけです。
最後に
家計改善の第一歩は、必ずしも収入を増やすことではありません。
「固定費を削る」というシンプルな行動が、長期的な投資余力をつくる近道になります。
そしてスマホ代のように“放置しやすい支出”ほど、見直すと大きな効果が出やすいもの。
毎月1万円の投資額アップは、10年後・20年後に確かな差を生みます。
未来のお金は、今日の小さな見直しから。
そんな気づきを、私自身の体験を通して改めて実感しました。
興味のある方は #慎一のマネー講座 もぜひ!それではまた次回。