【気づきメモ】クレカの明細を“幸せリスト”として眺めてみた

2025年8月19日

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芹沢慎一

こんにちは。
マネーリテラシー講師の芹沢慎一です。

普段は「支出を管理しましょう」とか「固定費を見直しましょう」とお話ししていますが、今日はちょっと違う視点のお話です。

先日、何気なくクレジットカードの明細を眺めていたときに「これ、ただの支出じゃなくて“幸せの記録”かもしれない」と気づいたんです。

クレカ明細は「買ったもの」ではなく「体験の記録」

明細をスクロールしていくと、先月はこんな支出がありました。
・家族で行った焼肉屋さん
・子どもの誕生日プレゼントのゲームソフト
・妻と久しぶりに入ったカフェ

数字だけ見れば「支出」です。でも思い返すと、どれも“その瞬間の笑顔”がついてきたものでした。

焼肉屋さんでは息子が大盛りライスをペロリとたいらげ、プレゼントを渡した日は「ありがとう!」と満面の笑み。そしてカフェでは妻とゆっくり話す時間を持てました。

単なるカード利用履歴ではなく、まさに「幸せリスト」だったんです。

無駄遣いか、価値あるお金の使い方か

もちろん浪費もあります。コンビニでの衝動買いや、使わなくなったサブスクも。

けれど、それを含めて「どんなお金の使い方が自分や家族にとって価値があるのか」を見直すきっかけになります。

お金の使い道は、“未来に残る物語”を作っているかどうか。
そう考えると、無駄と感じていたものも「勉強代」だったり、「そのとき必要な気分転換」だったりします。

明細チェックを「幸せチェック」に変えてみよう

もし毎月の明細を見るのが憂うつだとしたら、ぜひ視点を変えてみてください。
「この支出はどんな思い出や笑顔につながったかな?」
そう考えるだけで、ただの出費一覧が、自分や家族の幸せを再確認するリストに変わります。

最後に

お金は「幸せの道具」でもあります。支出を数字で終わらせるのではなく、その裏にある“物語”を感じてみると、家計管理がちょっと楽しくなるはずです。

今日もこのブログを読んでくださった方に、心から感謝を込めて。