【資産の本質】時間とお金、どちらが資産として強いのか?

2025年8月19日

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芹沢慎一

こんにちは。
マネーリテラシー講師の芹沢慎一です。

「お金は大切だ。でも時間の方がもっと大事だよ」
こうした言葉を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

果たして、資産として強いのは「時間」なのか、それとも「お金」なのか。
今日はこのテーマを一緒に考えてみましょう。

お金の資産価値

お金は、わかりやすく“資産”と呼ばれるものです。

  • 食べたいものを買える
  • 住む場所を選べる
  • 教育や医療を受けられる

社会で生きていく上で欠かせない“交換手段”であり、“安心の源”でもあります。
貯蓄や投資によって増やすこともできるので、未来への備えにも直結します。

ただし、お金には限界があります。
いくら資産を築いても、使う時間がなければ意味をなしません。

時間の資産価値

一方で「時間」も立派な資産です。

  • 家族との時間
  • 健康を維持する時間
  • 自分を成長させる時間

時間は一度失えば取り戻せません。
お金のように「貯める」ことはできず、常に“減っていく資産”です。

だからこそ、多くの人が年齢を重ねるにつれ「時間のほうが尊い」と実感するのです。

「お金」×「時間」が生み出す資産の強さ

実は、時間とお金はどちらか一方ではなく、組み合わせることで真価を発揮します。

  • お金があっても、働きすぎて時間がなければ楽しめない
  • 時間があっても、お金がなければ不安がつきまとう

大切なのは、「お金をどう使って時間を豊かにするか」「時間をどう投資してお金を育てるか」という視点です。

お金と時間は、互いを補い合うパートナー。
一方を犠牲にしすぎると、もう一方の価値も十分に発揮できません。

最後に

時間とお金、どちらが資産として強いのか?
答えは「両方をかけ合わせて活かすこと」です。

時間をどう使うかでお金の価値は変わり、
お金をどう使うかで時間の価値も大きく変わります。

あなたは今、この瞬間を「資産」として使えているでしょうか。

学びを小さな一歩につなげていきましょう。
このブログを読んでくださった方に、心から感謝の気持ちを送ります。