こんにちは。
マネーリテラシー講師の芹沢慎一です。
最近、家族旅行のために「旅行専用口座」をつくってみました。
これまでは家計の中から「まあ、なんとかなるでしょ」と捻出していたんですが(笑)、今回はあえて独立させて積立開始。
すると驚いたんです。
口座を開いてから数か月しか経っていないのに、「ここに入ってるお金=旅行の思い出」と直結して見えるんですね。
数字がただの数字じゃなく、未来の楽しみに置き換わっている感覚。
で、ここで思ったのが「投資ってこれと似てるなあ」ということ。
旅行口座と投資の共通点
旅行口座は“短期で形になる”積立。
投資は“長期でじわじわ育つ”積立。
どちらも、今の消費を少し我慢して、未来の楽しみや安心をつくるものなんですよね。
特に投資は、普段は目に見えにくい分「ありがたみ」を実感する機会が少ないかもしれません。
でも旅行口座みたいに「使う目的」がはっきりすると、そのありがたみが急に鮮明になるんだと感じました。
「貯める」から「育てる」へ
旅行資金は貯めれば終わり。
でも投資は、未来のお金を「育てる」行為。
旅行口座のおかげで、僕自身も「育ててくれてありがとう」と投資に対してちょっと感謝の気持ちが強くなりました。
数字の増減じゃなく、「未来を用意してくれている」という存在感ですね。
最後に
旅行口座を作ったのは小さな実験でしたが、思った以上に学びがありました。
お金を「目的別」に見るだけで、資産形成の意味がガラッと変わるんです。
あなたも何か一つ、“目的別口座”を試してみてはいかがでしょうか?
未来のお金の見え方が少し柔らかくなるかもしれません。
それでは、今日の気づきがあなたの暮らしのヒントになりますように。