【実験思考】副業で得た収入は「実験費」に使ってみた

2025年8月19日

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芹沢慎一

こんにちは。
マネーリテラシー講師の芹沢慎一です。

副業をしていると、臨時収入がポンっと入ってくることがありますよね。
毎月の生活費や固定の投資額とは別枠で、少し自由度の高いお金。

私自身も、セミナーの講演料や記事の執筆料といった副収入が入ることがあります。
最初は「全部投資に回そうかな」と思っていたのですが、最近はあるルールを決めました。

それが——「副業収入は“実験費”にする」 という考え方です。

「実験費」という使い方

投資信託やNISAの積立は、いわば“堅実な土台”。
そこに加えて、副業収入を「新しい挑戦」に振り分けてみるんです。

例えば、

  • 気になっていたオンライン講座を受けてみる
  • 普段は選ばない銘柄に少額で投資してみる
  • 家族でちょっと贅沢な体験にお金を使ってみる

こうした「少し冒険的なお金の使い方」ができるのは、副業収入ならでは。
もし失敗しても家計全体には響きませんし、成功すれば知識や経験として自分に返ってきます。

お金は“安心の土台”と“実験の種”の両方が必要

メインの収入や積立投資が安心の土台になるからこそ、副業収入を実験費に回すことができます。
もし土台がなかったら、きっと怖くて冒険できないでしょう。

つまり、「安定」と「挑戦」の二層構造 が大事なんです。
このバランスがあることで、お金を使うのが単なる消費ではなく、未来への投資や経験の種まきになる。

実際にやってみて気づいたこと

副業収入を実験費にしてから、「お金ってただ貯めるだけじゃないな」と実感しました。
ちょっとした学びや体験が、自分や家族にとって思い出やスキルとして残っていく。

先日は、副業収入で子どもと一緒にプログラミングの教材を買ってみました。
結果、子どもは夢中になり、私自身も「AIやITの世界をもっと知っておかないと」と刺激を受けたんです。
これこそ“お金の副作用”というか、“良い副産物”でした。

最後に

副業の収入は、生活費でもなく、積立でもない「余白のお金」。
だからこそ“実験費”として使うことで、人生の幅をぐっと広げてくれます。

このブログを読んでくださった方に、心から感謝を送ります。
今日の一歩が、あなたにとって新しい実験のきっかけになりますように。