こんにちは。
マネーリテラシー講師の芹沢慎一です。
AIのニュースを見ない日はありませんね。
投資の世界でも、AI分析や自動売買といった言葉が当たり前のように飛び交うようになりました。
そんな時代に必要なのは、実は「お金の知識」以上に “好奇心の残高” だと僕は思っています。
知識はAIが補ってくれる
正直なところ、株価の分析や為替の予測なんて、人間が手計算でやる必要はほぼなくなりました。
AIは膨大なデータを一瞬で処理してくれますし、僕らが本を数十冊読んで得る知識を、数秒でかき集めてくれます。
つまり—— 「知識の差」だけで戦うのは、もう難しい時代 に入っているのです。
好奇心こそが差になる
では、僕ら人間ができることは何か?
それは 「これを調べたい」 「やってみたい」と思える心の動き。
AIは指示されたことは完璧にこなしますが、
「面白そうだから掘ってみよう」という気まぐれな探求は苦手です。
ここで“好奇心の残高”があるかどうかで、大きな差がついてきます。
お金も同じ構造
投資も同じです。
「この会社はなぜ成長しているんだろう」
「このサービスは誰を幸せにしているんだろう」
そんな疑問を持てる人は、ただの数値以上の“未来の芽”を見つけやすい。
結局、資産形成の原点は 「もっと知りたい」 という気持ちなのだと思います。
最後に
AI時代を生き抜くために必要なのは、
「どれだけ知識を持っているか」ではなく
「どれだけ好奇心を失わずにいられるか」。
あなたの“好奇心残高”は今、いくらありますか?
明日からの行動にちょっとでもヒントを持ち帰っていただけたら嬉しいです。