【実録】サブスク疲れが教えてくれた“お金の持ち方改革”

2025年8月18日

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芹沢慎一

こんにちは。
マネーリテラシー講師の芹沢慎一です。

最近、「サブスク疲れ」という言葉をよく耳にします。
動画、音楽、雑誌、食品、家電……気づけば財布からじわじわ出ていく固定費の大半がサブスク。

「入った時は便利そうだったけど、実際あまり使っていない」
そんな契約が、気づけば家計を圧迫しているのではないでしょうか。

サブスク疲れの正体

人が疲れるのは“支払い額”そのものよりも、
「本当に必要なのかどうか」を毎月思い知らされることにあります。

毎月同じ金額が引き落とされるたびに、
「今月は元を取ったかな?」と考える。
この“小さな罪悪感の積み重ね”が、サブスク疲れの原因です。

“ミニマル金融ライフ”という考え方

そこで提案したいのが、“ミニマル金融ライフ”
モノを減らす“ミニマリスト”のように、
お金の流れもシンプルにしていく発想です。

ポイントは3つ。

  1. 「使わない定額」をゼロにする
    → 1か月間ログをとって「実際に使った回数」を数えてみる。ゼロなら即解約。
  2. 「重複サービス」を統合する
    → 動画サービスを3社契約していても、観ているのは結局ひとつ。
  3. 「生活のリズムに合うものだけ残す」
    → 毎朝音楽を流す人は音楽サブスク必須。でも雑誌アプリは半年に1回なら不要。

金融面での効果

サブスクを整理すると、固定費がすっきり減るだけでなく、
「お金の見える化」が進みます。

  • サブスクが10個 → 管理がストレス
  • サブスクが3個 → “選んだ理由”が明確

これがお金との関係をラクにする第一歩になります。

最後に

サブスク疲れは「お金が足りないから」ではなく、
「お金の流れが複雑になりすぎた」ことから起こる心の疲れです。

だからこそ、“ミニマル金融ライフ”で支出をシンプルにする。
それは節約というより、お金との関係を健全にする整理術です。

それでは、また。 #慎一のマネー講座 もお忘れなく。