【投資の楽しみ方】インデックス投資家の「推し指数」は人それぞれ

2025年8月18日

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芹沢慎一

こんにちは。
マネーリテラシー講師の芹沢慎一です。

最近、若い方との会話で耳にした言葉に「推し」があります。
アイドルやキャラクターに「自分だけの推し」があるように、投資家にも“推し指数”があるんじゃないかと気づかされたんです。

推し指数って何?

インデックス投資をしていると、誰しも「これが自分の基本だ」と思える指数に行き当たります。

  • 米国株なら「S&P500」
  • 世界全体なら「オール・カントリー(全世界株式)」
  • 成長を期待して「NASDAQ100」
  • 地域特化で「先進国株式」 「新興国株式」

人によって違いますが、「自分はこの指数を信じている」という存在こそ“推し指数”です。

なぜ人それぞれ違うのか

推し指数が違うのは、背景や価値観が違うからです。

  • 「アメリカの強さに賭けたい」 → S&P500派
  • 「一国に偏るのは怖い」 → 全世界株式派
  • 「今後はAIやテクノロジーが伸びる」 → NASDAQ派
  • 「日本人だから日本株も応援したい」 → TOPIX派

どれも間違いではありません。
まるでアイドルの推し活のように、「自分が応援したい未来」を選ぶことが投資のモチベーションにつながるんです。

私の推し指数

ちなみに私の推しは「全世界株式」です。
理由はシンプルで、「どの国が伸びても恩恵を受けられる」から。

ただ、20代のころはS&P500が推しでした。
30代では新興国株式に心が揺れた時期もありました。

つまり、推し指数は人生とともに変わっていくものでもあるんですね。

最後に

インデックス投資は「地味で長いマラソン」です。
だからこそ、自分の心を支えてくれる“推し指数”を見つけることが大切です。

他人の推しを真似する必要はありません。
あなた自身が「これだ」と思える指数があれば、それが一番強い味方になります。

投資の世界でも、“推しがいると人生が楽しくなる”のは同じなんです。

#慎一のマネー講座 にてあなたの“推し指数”は何かぜひ教えてください!