こんにちは。
マネーリテラシー講師の芹沢慎一です。
今日は「クレジットカードの本質」について、ちょっとユニークなたとえ話でお伝えします。
カードを「傘」と思っていませんか?
多くの人がクレジットカードを「いざという時に助けてくれる傘」と考えています。
突然の出費や緊急時に“とりあえず借りられるもの”というイメージですね。
でも実際には、カードは「一時的な雨宿りの道具」ではありません。
カードは“水道”のような存在
クレジットカードの仕組みは、むしろ“水道”に近いのです。
- 蛇口をひねればお金(信用)が流れ出る
- でもその水はタダではなく、後から必ず水道代(支払い)が来る
- 蛇口を開けっ放しにすれば、あっという間に料金が膨らむ
つまりカードは「雨の日にだけ差す傘」ではなく、日常的に流れ出る仕組みなのです。
水道代をコントロールする感覚で
カード利用を健全に保つには、蛇口の使い方を意識することが大切です。
- 自動引き落としを意識する:翌月の支払い額を常にチェック
- “水漏れ”を防ぐ:サブスクや少額決済を放置しない
- 必要な分だけ流す:リボや分割ではなく一括払いを基本に
「水は有限」と思えば、つい流しっぱなしにすることも減ります。
最後に
クレジットカードを“傘”と勘違いすると、「ピンチの時だけ使うから大丈夫」と油断してしまいます。
でも実際は、日常の中で無意識に水を流す“水道”のような存在。
だからこそ、水道代の請求を見て驚かないように、日々の蛇口のひねり方を意識することが大切です。
それではまた。
#慎一のマネー講座 では、こうした「身近なたとえ」でお金の本質を解きほぐしています。