こんにちは。
マネーリテラシー講師の芹沢慎一です。
みなさんの周りでも、こんな会話を耳にしたことはありませんか?
「給料日直後なのに、もうお金が減ってる…」
「財布がいつの間にかダイエットしてるんだよね」
今日はこの“財布のダイエット現象”について考えてみましょう。
なぜ「給料日直後」が一番危ないのか
給料日を迎えると、人は心理的に“豊かさ”を感じます。
残高が増えたことで気持ちがゆるみ、普段なら我慢できる出費にも財布のひもが緩みがちになるのです。
- ちょっと贅沢なランチ
- まとめ買いのつもりが、つい余計なものもカゴに
- ネット通販で「今だけセール」に乗ってしまう
こうした行動が重なり、「気づいたらもう残高が…」という結果を招きます。
財布をダイエットさせない工夫
給料日直後こそ、“守りの仕組み”を作ることが大切です。
- 先に貯金を分ける:給料が入ったら自動的に定額を別口座へ。
- 予算を分ける:食費・交際費などを袋やアプリで管理する。
- プチご褒美をルール化:「給料日後に1回だけ贅沢ランチ」など、意図的に楽しみを設定する。
「余ったら貯金」ではなく、「使う前に取り分ける」がポイントです。
最後に
財布のダイエットは放置すると、家計のダイエット(節約生活の強制)につながりかねません。
だからこそ、給料日直後の行動を変えることが、長期的なお金の安定につながります。
それではまた。
#慎一のマネー講座 では、日常に潜む“お金のクセ”を一緒に見直していきましょう。