【山と本と温泉と】趣味が教えてくれた、損得だけじゃ測れない価値

2025年8月14日

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芹沢慎一

こんにちは。
マネーリテラシー講師の芹沢慎一です。

今日は少し肩の力を抜いて、私の趣味についてお話ししようと思います。
「金融の話は?」と思った方、大丈夫。
趣味の中にも、お金のヒントはたくさん転がっているんです。

山歩きで学んだ“備えの力”

私の週末は、よく山から始まります。
といっても、本格的な登山ではなく、近郊の低山をのんびり歩くスタイル。
ただ、山は甘くありません。
天気が急に崩れることもあれば、道を間違えることもあります。

だからこそ、私は必ず予備の水・行動食・ライトを持っていきます。
これって実は、家計管理と同じなんです。

「収入=晴天」 「予期せぬ出費=突風や雨」だとすれば、
貯蓄や予備費はまさに“非常用ライト”のようなもの。
普段は使わなくても、いざというときの安心感が違います。

読書で養う“視野の広さ”

平日の夜は、もっぱら読書。
金融や経済の本も読みますが、歴史や小説、エッセイも欠かせません。
異なるジャンルの本を読むことで、
「こういう視点もあるのか」と気づかされることがよくあります。

お金の判断も同じで、
視野が狭いと「安いから買う」 「今必要だから借りる」と短期的になりがち。
広い視野を持つと、「本当に必要か」 「他の選択肢はないか」と考えられるようになります。

温泉巡りで気づく“価値の感じ方”

山歩きの帰りには、家族と温泉に寄るのがお決まりコース。
東京都内から少し足を延ばせば、秘湯のような温泉にも出会えます。

面白いのは、入浴料が同じ500円でも、
「景色のいい露天風呂」だと満足度が倍になるということ。
これもお金の使い方に通じます。

同じ金額でも、得られる“価値”や“喜び”は使い方で変わる
買い物の前に「これで私はどれくらい幸せになるか?」と自問すると、
無駄遣いがぐっと減ります。

最後に

山歩きも温泉も読書も、私にとってはリフレッシュであり、学びの場です。
そしてどれも、お金の使い方や備え方のヒントを与えてくれます。

もし皆さんにも好きな趣味があるなら、
そこから“お金の知恵”を見つけ出してみてください。
趣味は心を満たし、お金の使い方も豊かにしてくれる——
そう信じています。

それではまた!